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やち研ブログ

生き物のことなど、色々書いていきます。

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ヒメタニシ #2

こんにちは、やち研のやっちー、です。
また来週とか言いながら、連続投稿ですが・・・

ヒメタニシ #1の続きです。

前回は、水を綺麗にしてくれることと
コケ等を食べてくれることについて紹介しましたが
今回は、繁殖関連とおまけ知識について紹介します。


●淡水繁殖が可能・制御も可能
(淡水での繁殖が可能)
タニシの仲間は、淡水繁殖が可能です。
結構簡単に増えます。 増え過ぎるくらいです^^;

(雌雄の判別の可能)
しかし、オスとメスの見分けがし易いので
オスとメスを分けることで、繁殖を制御できます。

オスは、触角の片方がくるんと巻いています。
メスは、巻くことがありません。

(タニシの仲間は卵胎生)
ちなみに、タニシの仲間は、卵胎生と言って、胎内で卵を
孵化させて、体外に放出します。
卵を水草に産み付けたりしません。

いつの間にか、小さく白っぽいタニシがいる感じです。

それと、小さいタニシは、ひっくり返ると、自分では
起きるのが難しいように見えます。

稚タニシの飼育には、底床が必須かもです。
できるだけ、粒は細かい方が良いです。


●ジャンボタニシとの見分け方
最後に、ジャンボタニシとの見分け方を紹介します。

ジャンボタニシは、正しくは、スクミリンゴガイと言う
タニシとは、全然違う淡水巻貝です。
卵胎生ではなく、赤い卵を産む点も違います。


殻だけだと、見分けるのはちょっと難しのですが
簡単に見分ける方法が一つあります。
それは、触角の数です。

ジャンボタニシは、4本
タニシの仲間は、2本 です。

これだけ覚えておけば、ジャンボタニシをタニシと
間違えて持ち帰ることはないと思うので、しっかり
覚えておきましょう!!

ということで、今回はここまで。
では、また来週~

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ヒメタニシ #1

皆さん、こんにちは。
やっちーは、コロナの影響はほとんどなく(趣味に関しては)、
自宅ベランダで、水生生物飼育を楽しんでいます。

ということで、タニシについて、
2回に分けて紹介したいと思います。

(日本のタニシ)
日本にいるタニシは、以下の4種

● オオタニシ 北海道から九州まで分布
● ヒメタニシ 北海道から九州まで分布
● マルタニシ 北海道から沖縄まで分布
● ナガタニシ 琵琶湖のみに分布

やっちー研究所のある宮崎県北部では、タニシを見ることがほぼ
ありません(数十年、野生のタニシを見ていません)。
見かけるのは、ほぼカワニナです。
ということで、ヒメタニシを通販で購入してみました。

(タニシ飼育のメリット)
ヒメタニシを飼育する利点は、4つかなと思います。

〇 水を綺麗にしてくれる
〇 コケを食べてくれる
〇 淡水で繁殖させられる
〇 繁殖を制御できる

それでは、以下、詳しく紹介します。

●水を綺麗にしてくれる
ヒメタニシは、水を吸い込み、えらで濾して
残ったものを食べるため、結果、水が綺麗になります。

これは、事実だと思うのですが、
タニシを入れれば、水を綺麗にしてくれるか?
というと、そうでもありません。
なぜかというと・・・

彼らは、どうもコケや底床の沈殿物の方が大好きなようで
これらが豊富だと、全く水を綺麗にしてくれません。

(やち研で浄化テストしてみました)
やち研では、効果はどんなものかと、小さい虫かごに
10匹程度のタニシを入れ、グリーンウォーターを
注いでみました。
すると、数時間で、水が綺麗になっていました。

おお、凄い!! と、
グリーウォーター状態の2水槽に投入してみたのですが、
全く水が綺麗になりませんTT

水が綺麗になったのは、それから2~3週間後です。
それも突然です。
前日まで底が見えなかったのが、翌日には
底がはっきり見える状態になっていました。

(シジミも水を綺麗にしてくれます)
単に水だけを綺麗にしたい場合は、マシジミが良いかもです。
ヤマトシジミが潮の影響を受ける汽水域にいるのに対して
マシジミは、中流域以上の淡水域にいます。

純粋に水を綺麗にする目的なら、マシジミの方が確実です。

しかし、マシジミには欠点があります。
確かに水は綺麗になりますが、排泄物が結構残ります。
水をかき混ぜると、またグリーンウォーター状態に
なります(元よりは薄目ですが)。

一緒に、その排泄物を処理してくる生き物も必要かなと
思います。 ミナミヌマエビがおそらく食べてくれると
思うのですけど。

タニシの場合は、排泄物が出るのですが、それを
また食べているのか、マシジミと比べると、排泄物の量は
非常に少ないです。

タニシは、ヌマエビとマシジミのハイブリッドのようなものと
思えば良いかも。 エビほどの機動力はありませんが。


●コケを食べてくれる
これも水と似ているのですが、コケ以外に沈殿物も
大好きです。

思惑通りにコケを食べてくれるかというとそうでも
ありません。
こいつ、死んでるのかと思うほど、底床に埋もれている
やつもしますし・・・

過剰の期待は禁物かなと思います。
ヌマエビよりはコケ対策にはなると思いますけど。

結局のところ、コケは、人が掃除するものなのかもですね・・・

ということで、今回はここまで

続きは次回と言うことで。
また来週~

続きはこちら → ヒメタニシ #2

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Episode:2 カワコザラガイの逆襲

ミナミヌマエビのメダカ鉢で・・・

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

暖冬のおかげで、メダカは普通に泳いでいます。
ということで、ミナミヌマエビの鉢にいるメダカに餌を
あげていたら・・・ 壁にキラっと光るものが・・・

なんか嫌な予感が・・・

触ってみると、カワコザラガイですね・・・
それも何匹もいますね・・・

リセット失敗してましたTT

他の水槽からは発見されていません。

もう一度リセットしなくては;;


で、新年早々ですが、骨折しましたTT
初走りで・・・
ブレーキ時にフロントタイヤが滑って転倒・・・
左肩を強打!!
動かさなければ痛くなかったので、激しい打ち身かと
思ったんですが、動かしたときの痛みが痛すぎて
病院に行ってレントゲン撮ったら・・・
肩甲骨がぽっきりいってました^^;

しばらくなーんもできそうにありません・・・

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カワコザラガイ

今回は、カワコザラガイです。

この間、カワコザラガイが繁殖中ということを書きました。
そして、その後どうなったかについてです。

大繁殖していたメダカの発泡容器とミナミヌマエビのいる
メダカ鉢は、リセットしました。

発泡容器は、現在アクアテラリウムっぽくレイアウト中です。

問題は、カワコザラガイの付いた水草です。

どうしようか・・・ と、開いてる虫かごに
ぶっこんだまま放置・・・

このままにしている訳にはいかないので・・・
とりあえず・・・ 「水草その前に」に入れてみるか!!

またまた空いてる虫かごに2L水を溜め「水草その前に」を
入れて溶かし、水草をドボドボと漬け込む・・・
10分以上経って、別の容器へ移動。

しかし、本当にカワコザラガイは除去できたのか
疑わしい・・・
ふと見ると、水草を放置していた虫かごが目に入る。
中を見ると、カワコザラガイが数匹います。
ということで、優しく指で押して、虫かごの隅に
移動させ、虫かごを斜めに置き、カワコザラガイの所
だけに水が溜まるようにする。

そこに先ほどの「水草その前に」を溶かした水を
少し入れて放置。
放置すること10分以上・・・
見てみると、なんと!!虫かごの表面から剥がれ落ち
フラフラ漂ってます。死んだようです^^

死んだ!! と、さっと捨てちゃったんですが・・・
もしかして、水を入れ替えると生き返ったりして???
すぐに捨てちゃったのを後悔しました;;

で、レッドチェリーの水槽は、とりあえず
リセットはせず、稚エビがもう少し育ってから
リセット予定です。


ちなみに、炭酸水で、酸欠にして殺す方法も
あるようです。

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